捨てなければ良かった

利用者の声

みなさま、新年も明けて久しいですが、いかがお過ごしでしょうか。
この年末年始は曜日の並びの関係で9連休をいただき、しっかりと英気を養っておりました。
新年早々仕事がフル回転で、なかなか厳しいものもありますが、忙しい事はあり難い事と考え、今年も頑張っていこうと考えております。
さて、そんな多忙な日々を送っている中、あるご利用者さまがこんなことをおっしゃっておられました。

上肢の回復が!

本日の主役はAさま(女性・59歳)です。
Aさまはワンプラスをご利用になってから一年以上経過しておられます。
約2年前に脳卒中を発症され、左上下肢にマヒが残り、急性期・回復期病院を経てご自宅へ戻られ、ワンプラスを紹介されご利用となった方です。
初めてお会いした時、上肢はブルンストロームでいうとⅢ程度で手指もちょっと動く程度。下肢のマヒは非常に軽く、テクテク歩かれていました。
というわけで、リハビリは上肢中心に行う事となり、週二回のご利用で促通反復療法を繰り返し受けていただきました。
発症からの期間が比較的短く、年齢が若い、集中力を保つことが出来るなどの好条件が揃っていたので、回復は他の利用者さまと比べても大きなものがありました。
胸の高さ程度にしか上がらなかった腕が、バンザイまで出来るようになり、手指も軽くグーパーしかできなかったものが今では分離運動が始まり、つまみ動作なども簡単にできるレベルまで回復されております。

いろんな事ができるように

さて、機能回復に励まれているAさまですが、当然日常生活でも出来る事が増えてきています。身の回りのことや家事なども積極的に行うようになり、最近では飼い犬の散歩まで一人で行けるようになっていると聞きます。
ワンプラスと訪問リハビリの先生の努力で、ここまで回復するのだと本当に感心しています。
決してあきらめることなく努力を続けてきた結果であると思います。
現在でも、より細かい動作が出来るようになるようリハビリに励まれております。

先生、捨てなければ良かったわ

そんなAさまがある日のご利用日の雑談の中で、いろんなことが出来るようになったこと、手足が楽になってきていることなどについてお話をされていました。
その中で、洋服の話になった時にふと、
「先生、こんなに手や腕が動かせるようになったんだったら、お気に入りだったけど着づらくて困っていた服を捨てなければ良かったわ
とおっしゃいました。
確かに、ご利用者さまは着やすい服を選んで買われているとよく聞きます。
本当はもっとオシャレやこだわりの服を着たいのに、実用性が優先されてしまい残念に思われている人も多いでしょう。
Aさまの発言は、そんな思いを持った方の困りごとを少し解消できた証拠なのではと思います。

Aさま、これからは気に入った服を気兼ねなく買いましょうね!もっとオシャレをして外に出ていきましょう!

ご利用者さまの思いの寄り添うことが出来て少しうれしく感じている私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess

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