脳梗塞や脳出血後遺症に悩まれ、介護を必要とされている方に特化してサービスを提供しているワンプラスデイサービスは、開設以降多くの方にご利用いただき、リハビリに励んでいただいております。
このサイトを利用して、ワンプラスのリハビリに対する考え方などをご紹介してきていますが、今回は、ワンプラスの特長を改めて整理して、皆さまにご紹介していきたいと思います。
他のサービスと比較してご利用を検討していらっしゃる方には、分かりやすい情報だと思います。
脳卒中リハビリに特化している
まず最初にご紹介するワンプラスの特長は、なんと言っても「脳梗塞・脳出血後遺症」にリハビリを通して真正面から取り組んでいる部分です。
ワンプラスで機能訓練を担当している私は、毎日後遺症に悩まれている方と懸命に協力しながらも格闘しています。
まったく動きのなかった関節が、地道な取り組みで動き出すようになったり、日常生活で出来ることが増えて生活が楽になったりすることが頻繁に起こっています。
普通のデイサービスでは、利用者さまの10%くらいの方が脳卒中後遺症をお持ちだと思います。デイサービスもビジネスですから、脳卒中の方だけに集中してリハビリを行うことは出来ません。様々な別の原因で不自由を感じておられる方もいらっしゃいます。セラピストはすべてに対応するため、色々な技能や知識を持たなければなりません。脳卒中リハビリが「片手間」になってしまう恐れがあります。
その点ワンプラスは、利用者さまの90%以上の方が脳卒中後遺症をお持ちです。ワンプラスは毎日多くの症例を前にして奮闘しています。その分多くの経験を積むことが可能ですし、改善のための方策を考え続けています。この環境のおかげで、脳卒中リハビリという分野に関しては、他のデイサービスがしたくても出来ないレベルのサービスを提供することが可能なのです。
促通反復療法(川平法)を駆使している
次の特長は、リハビリにあたって促通反復療法(川平法)を採用しているところです。これは、脳卒中リハビリの考え方としてはかなり新しい手法と言えます。
促通反復療法(川平法)については、他の記事で詳しく説明しているので詳細はそちらへ譲りますが、いわゆる伝統的なリハビリ法であるファシリテーション・テクニックといわれる「ボバース法」や「ボイタ法」「PNF」などとは異なる考え方、アプローチとなります。
促通反復療法(川平法)の良い点は、ボトックス治療やrTMS、HANDS療法、BMI療法などの最新の治療法と親和性が高いところだと思います。
複数の治療を受けることで、その効果は大きくなると考えています。
促通反復療法(川平法)を含む最新のリハビリ法は「ニューロリハビリテーション」と呼ばれ、マヒの出た手足ではなく、脳へのアプローチを主眼に置いています。一部の治療法は大変高価な機器を使用します。ですから、気軽に受けられるものではありません。大きな病院に入院して集中的に受ける、などの必要性があったりします。経済的にも時間的にも負担はあると思います。
その点、セラピストの腕(ワザ)をメインに使って行う川平法は、とても身近で効果的なリハビリ法だと考えています。まだ川平法を使えるセラピストの数が限られているため、病院のリハビリ室などを除けば、川平法を受けられる環境はあまりないと思います。特にデイサービスという形態で、ここまでニューロリハビリテーションの考え方を反映しているところはワンプラス以外には、ちょっとないと思います。
いったんまとめます
ワンプラスが他のデイサービスと「ここが違う!」という趣旨で今回の記事を書いていますが、思いのほか長くなってしまいました(笑)
リハビリ方法以外にも、ワンプラスの特長はたくさんあります。
次回以降も、ワンプラスの良い点をお伝えしていきたいと思います。
全国的にも珍しいコンセプトのワンプラスデイサービスは大阪府寝屋川市にあり、川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess
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