皆さんこんにちは。大阪・寝屋川市で脳梗塞・脳出血後遺症に専門的にアプローチするデイサービス「ワンプラスデイサービス」です。
今日は、ワンプラスで見聞きした「ちょっといい話」についてご紹介したいと思います。
今日のお話の主人公は
今回ご紹介したい話題を提供してくれたのは最近このサイトでちょくちょく名前の出てくるＵさまです。
Ｕさまは４８歳とまだお若く、高校生になったばかりの娘さんを持ち、ご主人さまと三人で暮らしていらっしゃいます。
ワンプラスでリハビリをするにつれ、どんどん元気になっていかれ、今ではスタッフや他の利用者さまの話題の中心となり大笑いされるほどのお元気ぶりを発揮されております。
そんなＵさまの回復過程をご紹介した記事はこちらです。興味があればどうぞ。
https://oneplusreha.com/rehabilieffect-16
ある日のこと
さて、順調にリハビリに励まれていたＵさまですが、ある日「先生、次の月曜日にお休みしたいねん」とおっしゃいました。
ワンプラスへは週に３回、きっちりと通っていただいていており、体調不良による突発的なお休みくらいしかなく、ちょっと珍しい感じでした。
お休みされるのは自由ですし、余計な詮索は不要なのは重々承知していましたが、ちょっと珍しい依頼だったのでその理由を聞いてみました。
実は・・・
リハビリを休むことに少々申し訳なさを感じておらたのでしょうか、Ｕさまはいつものような口調ではなかったのが余計に気になったのですが、その理由はといえば・・・
「実はね、友達に会おうと思っているねん」と。
長年のお友達と久しぶりに会う約束が出来たそうなんです。決して悪い話ではないと思い、もう少し詳しく聞いてみました。
すると、専門学校時代の友達で仲良しグループがあったそうなんです。卒業後もある程度の頻度で会っては近況報告をしあっていたそうです。
ところがＵさまは脳卒中に倒れ、１年ほど入院などがありお友達と連絡を取っていなかったのです。そして、Ｕさまの事情を知らないお友達が、久しぶりにみんなで会おうとたまたま連絡をしてきたそうなんです。
Ｕさまの事情を知らないお友達からの連絡に当初は戸惑ったそうなんですが、いつまでも事情を明かさないわけにはいかないと思い、これを機会にご自身の病気のことをお話されたそうです。
「外に出ていくのは難しいけれども、みんなに会いたい」という事を伝えると、お友達は一人で自宅まで来てくれるとおっしゃったそうです。
そしてワンプラスを１回休むことになったのです。
Ｕさまの心情に変化が
脳梗塞や脳出血を患うと、ＡＬＤが低下し生活が激変します。今までできていたことが出来づらくなり、意欲も低下することが多くあります。物理的に外出がしづらくなり、変化してしまった自分の姿にもコンプレックスを持ってしまう事もあるでしょう。
社会とのつながりが薄れ、自分の周りにはご家族と我々介護従事者だけになってしまうことが多く見られます。
特にＵさまのように若い方は、倒れる前と後のギャップが大きく、ショックで外部との接触を自ら避けてしまうこともあるでしょう。実際Ｕさまも、ワンプラスご利用開始当初は表情も硬く動きも緩慢で、とても友達と遊ぶ、などというイメージとは程遠い印象がありました。まだ主婦という大切な仕事がありながら内にこもってしまっているＵさまを見かねて、ケアマネジャーさんがワンプラスを紹介してくれてご利用が始まった経緯があります。
そんなＵさまと一緒に過ごして来ただけに、「友達と会い、楽しく過ごしたい」と思えるようになった心情の変化にはとても感慨深いものがありました。
ワンプラスの存在意義
お友達と会ってから最初のご利用時、Ｕさまに「お友達と会って楽しかったですか？」と聞いたら「楽しかった！」と飛び切りの笑顔で答えてくれました。
お友達に現在のご自分の姿を見せ、受け入れてもらい、変なわだかまりもなく楽しく談笑が出来たことを本当に喜んでおられました。
今月中に別のお友達の来訪も予定されたようですし、来春にはお花見の予定まで決まってしまったそうです(笑)
どうぞどうぞ、みんなで楽しんできてくださいね！
リハビリで効果を感じて自信をつけ、再び社会との接点を構築することが出来て充実した生活を送ることが出来るようになる。
ワンプラスの存在意義は、本当にそこにあるのではないかと思っています。
こんなに素敵な出来事のお役に立てることに、心から喜びを感じました。
Ｕさまが前向きな気持ちになってくれたことに大変感激している私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法（促通反復療法）をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess
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