ワンプラスで日々リハビリに取り組んでいただいている利用者さまの、実際の成果を動画で撮影したものをご紹介していきます。
ただし、効果が出ても、いつも撮影しているわけではないので、毎度動画でご紹介することは難しいです。
今回のように分かりやすくご紹介できる場合もあれば、利用者さまご本人のお話、スタッフの感じたこと、ご家族やケアマネジャーその他のお話などでご説明する場合もあります。
ワンプラスを利用することでどのように体や生活が変化していっているのかをご理解いただけると嬉しいです。
今回ご紹介するのは
今回ご紹介するのはUさま(女性 48歳)です。
Uさまは2年ほど前に脳卒中を発症。右半身にマヒが残りました。最初にお会いした時は、上肢はほとんど動きはありませんでした。下肢についても、常に車いすで移動するなど、膝を軽く伸ばせる程度。要介護4の判定を受けており、日常生活のほとんどに介助が必要という状態でした。
回復期病院を退院後は、精神的なショックからかご自宅に閉じこもることが多かったようで、訪問リハビリとヘルパーだけを利用されていました。
Uさまは48歳とまだまだ現役世代です。高校生のお子さんもいらっしゃり、主婦として働かなければならない立場です。そのプレッシャーが逆に彼女を追いこんでしまった印象がありました。
私としては、バリバリ頑張って早く回復していただきたい思いがあり、週3回程度のご利用をお勧めしましたが、小さな声で「週2回で・・・」とおっしゃったのを覚えています。
とにかく盛り上げていこう
ご利用開始当初は予想通り表情は硬く、川平法に対する反応も薄く、なかなか難しいスタートとなりました。
そんなUさまの様子を見て、スタッフやベテランご利用者さまにお願いし「とにかく盛り上げていこう」作戦を敢行しました。
ことあるごとに「Uさん、頑張っているね!」とか「足に力が入ってきているね!」など前向きな声を、Uさまと顔を合わせる人全員でかけ続けました。
決してUさまを騙してはいないのですが、小さな変化も見逃さず、とにかくほめ続けました。
すると、徐々にUさまの警戒心が緩み、自分への自信も取り戻してきました。
気持ちが前向きになることが、回復への最低条件だと思います。みなさんの協力のおかげで、Uさまはどんどん元気になっていきました。
目を見張る進歩!
Uさまはもともと明るくお元気な方であったと想像します。今では、ワンプラスで会うすべての人と打ち解け、毎回笑顔で冗談を言い合っています。
特に、みんな同じような悩みを抱えているだけに、同じ目線で話を出来ることに居心地の良さを感じていらっしゃるのでしょう、リハビリに関することだけではなく、私生活の話なども積極的にしていただけるようになりました。
川平法を軸としたワンプラスのリハビリ法にも信頼を置いていただけるようになりました。私だけでなく周囲のみんながハッキリと分かるようなUさまの進歩は、この頃から急激に増え、私が提案した「週3回のご利用」にもほどなく同意していただけました。
現在のUさまは、上肢にも変化は現れているのですが、下肢の力強さが目覚ましく改善しています。全面的な車いす利用から杖歩行に移行するまでに大した時間はかかりませんでした。
本当は様々な変化が彼女には出ているのですが、分かりやすい変化を動画でご紹介しようと思います。
まとめ
Uさまに関しては、本当に進歩が早くみんな驚くばかりです。ご自身の変化にさらに自信を深めていらっしゃるのでしょうか、ますます元気にリハビリに取り組んでいただけるようになりました。周囲のご利用者さまへも良い刺激となっていて、Uさまがご利用される日は、ことさらワンプラスが元気になる気がします。
Uさま、私生活でもやりたいことがたくさんあると思います。精一杯協力させていただきますので、これからもみんなを驚かせる変化を見せてくださいね!
利用者さまを元気づけているのではなく、逆に元気をいただいている私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess
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