ワンプラス利用者さまの声をご紹介します。『台所でね』

利用者の声

ワンプラスデイサービスは、脳梗塞・脳出血後遺症に悩まれている方に、川平法(促通反復療法)という医学的に効果の認められている「ニューロリハビリテーション」を専門セラピストとのマンツーマンで提供しております。
発症後何年たっていても、手や足が再び動き出すことも決して珍しくありません。
ご本人さまの回復に対する熱意と、運動機能を回復させるための正しい手順を踏むノウハウが合わされば、そこに光は見えてきます。
ワンプラスでは、今日もご利用者さまから嬉しい声が聞こえてきています。
今回もそんなご利用者さまからのお言葉を紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは

今回ご紹介するのはHさま(70歳 男性)です。
実はHさま、前回の記事で紹介した指の動きに大きな変化の出た方です。
脳卒中に倒れられた原因が、おそらく高血糖で、体調管理の難しい方でした。
リハビリには熱心に取り組まれるのですが、体調が安定せず様子をみる事もしばしばでした。
そんなHさまですが、5月の末に肺炎を起こして入院。2週間近く療養に努められました。
余ほど体力が落ちてしまっているのでは?と危惧していたのですが、意外や意外、むしろお元気になって帰ってこられました。
おそらく、入院中の管理が行き届いており、思いの外体調が回復したためと思われます。
退院後、リハビリを経てお元気になられることは普通のことなのですが、体力の低下を体調の良さが上回って帰ってくるというのは珍しいなぁ、と思いました。

順調なリハビリ

というわけでお元気になって帰ってこられたHさまですが、もともとリハビリに
は熱心に取り組まれるタイプであったので、そこへ体調の良さが重なれば、余計に動きは良くなりお元気になられます。
他のご利用者さまなどとも笑顔でお話をされ、とても良い雰囲気でのご利用となりました。
Hさまは、以前魚釣りなども趣味とされていて、釣った魚をさばいたりすることもしておられたようです。そんなことから料理についても一言持っておられ、手足が不自由になられてからも台所に立ち簡単な調理などされていたようです。
ただ、左上肢の動きが本来でなければ思い通りの料理を作ることは困難です。
ご自身に歯がゆい思いをされていたことと思います。

そんなある日のこと

そんなある日のご利用日に、Hさまからこんなお話を聞きました。
「先生、昨日台所でね、(マヒしている)左手で物を押さえて、包丁でしっかりと切ることが出来たよ!」と満面のみで報告してくださいました。
Hさまの顔を見ていて「自分でできる事が増えると、こんなにうれしくなるんだなぁ」と改めて感じました。
前回ご紹介したように、ズボンのひもを結ぶ補助としてマヒ手を使えるようになったり、調理で補助的にマヒ手を使えるようになったり。
段階としては、本当に徐々にではありますが、進歩を続けていることを実感できるという事の重要性を思い知らされました。

Hさまは、いずれ四国をお遍路巡りをすることを目標とされています。
「脚も鍛えないと、お参りには不自由だなぁ」とおっしゃっています。
はい、脚も鍛えますよ!もっともっと元気になっていただきますからね!!

ご利用者さまに良い変化が現れ、生き生きした顔を見ることを何よりの楽しみにしている私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess

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