みなさんこんにちは。
朝晩は少ししのぎ易いお盆休みですが、いかがお過ごしでしょうか?
私はほかのデイサービスと違い、休みと仕事のメリハリを重要視するため、スタッフにはゆっくり休んでもらっています。
私はといえば、デイサービスはお休みなのですが、出張リハビリやweb講習会の受講などなかなかの多忙を極めておりまして、体を休める時間取りつつも仕事のことを考えているという感じで頑張っております。
web講習会で学ぶ
昨日は、あまり大きな用事もなく自宅にいたのですが、その空き時間を利用して、脳卒中上肢マヒに対するリハビリの考え方を改めて認識したく、大阪公立大学の竹林先生のweb講習会を受講しました。
竹林先生といえば「CI療法」というニューロリハビリテーションの日本の第一人者といっても過言ではない方です。
川平先生や川平法を熱心に行う先生の講習会はよく受講するのですが、たまにはほかのテクニックの先生がどのようにリハビリをとらえていらっしゃるのかを知るために、内容を検討して良いと思った講義を受けることにしています。
今回は竹林先生の講義が参考になったのでそのお話をしたいと思います。
まだ総論だけなのですが・・・
全13回という長丁場になる講習会に申し込んで、まだ第1講しか見られていないのですが、その時点で合点がいくというか、共感できる部分に出くわしました。
竹林先生は、CI療法にしろボバース法にしろ、効果が出ればテクニックは何でも良いというスタンスでお話をされています。
実際に、様々なテクニックで即時的に動くようになったり軽く感じたりする場面をよく経験するとおっしゃいます。
ただ、それは単にすでに患者さんに備わっている能力を引き出しただけ、つまりもともと動かせるものを引き出してあげただけかもしれない、といいます。
そうではなく、脳の可塑性を利用した機能回復を引き出す必要があり、さらにそれを定着させる必要があると説いています。
練習の必要性
脳の可塑性を活用した機能回復は、様々なテクニックをベースとしながらも課題試行的な練習を繰り返す必要があります。
患者さんが望む生活動作を実現するために、それに資する動きの練習が重要なんですね。
脳卒中機能回復のリハビリで、課題試行型訓練が有効だという話はよく聞きますが、まさにこのことを言っているのだと思います。
つまり、獲得したい生活動作を実現するために、リハビリ室での練習だけでなく、実生活での考え方が重要だというのです。
transfer package
私はCI療法についてはあまり詳しくないので、解説はほかの先生にお任せしますが、CI療法で言われる「トランスファー パッケージ」という段階が重要だというのです。簡単に言うと、実現したい動作、もしくは不完全だとしてもそれに近い動作を日常生活で必ず行うことをセラピストと契約するという考え方です。半ば強制的にマヒした上肢を使うことを強く求めるんです。
なるほど、生活場面でどれだけ使うかがそのリハビリの成否(脳の可塑性を活用できたかどうか)を左右するということなんですね。
確かに私のリハビリを振り返ってみると、川平法で関節運動を引き出せたとしても、それを生活でしっかり使って定着させるところまで、言葉で指導はしても少々意識が希薄だったかもしれません。
このあたりは反省ですね。
川平先生も!
そんな竹林先生の貴重なお話を聞かせていただいていた一方で、川平先生もCI療法全体については少々言いたいことはあるようなんですが、トランスファー パッケージについてはその有効性を認めていらっしゃいました。
以前川平先生が講習会でおっしゃっていたことを思い出しました。
当時はピンと来なかったお話でしたが、今となってはとても重要なものなのだと認識を改めさせられました。
もともと川平法も、患者さんが必要とする生活動作に効果のある関節への適切なアプローチを求めているだけに、その考え方はCI療法と共通するものがあるのではと考えました。
普段は日々の仕事に追われて、なかなか理論的な勉強まで手が回らないことが多いのですが、このようなお休みがあると腰を据えて勉強することができるのがとても良いと思いました。
週明けからの仕事に生かしていきたいと思っています。
連休を利用して体の疲れを抜くと同時に頭を再び回転させようと奮闘する私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess

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