ワンプラス利用者さまの声をご紹介します。『歩く速さが・・・』

利用者の声

ワンプラスデイサービスでは、利用者さまに、小さなものから大きなものまで変化が頻繁に現れています。それは、スタッフが気付いたり、ご本人さまがおっしゃったり、ご家族やケアマネジャーさんがおっしゃったり、私が川平法でリハビリしている途中に気づいたり。
正直、変化はいつ起こるか分からないので常に動画などで押さえられるわけではありません。
ただ、たとえ小さな変化でも、ご本人さまに実感いただき、表情がパッと明るくなると、こちらも本当に幸せな気持ちになります。
今日もそんな小さな変化をご紹介します。

今回ご紹介するのは

今回ご紹介するご利用者さまは、Nさま(57歳 男性)です。
そう、何を隠そうNさまとは、前回の投稿でゴルフにチャレンジされていたNさまです。異例の連続登場です(笑)
Nさまの努力と成果について、過去の投稿もぜひご覧ください。


パワフルなワンプラスご利用者さま!
ワンプラスには、脳梗塞や脳出血後遺症に悩み、生活が不自由な方がたくさん通っていらっしゃいます。 少しでも生活が楽になるよう、みんなで少しずつ一歩一歩改善を目指してリハビリに励んでおられます。 一般的には発症後半年を経過してしまうと「慢性期」...

前回もお話ししましたが、Nさまはとても交友関係を大切にされていて、学生時代のお付き合いがいまだにあり、定期的に集まられては旧交を温めていらっしゃいます。
今はコロナ禍で、いつものようなお付き合いは制限されていますが、それでも頻繁に連絡を取り合っているそうです。

お友達のお墓参りに

そんなNさまなので、毎年の恒例行事のようなものがたくさんおありです。最近は中止になることも多いようですが、その時の出来事をいつも楽しく報告していただけます。Nさまを囲むお友達も良い人が多く、ハンディキャップを持ったNさまをさりげなくフォローしてくれている様子が伝わってきます。
そんなNさまに今回、またお誘いがあったそうです。
それは、亡くなられた大学時代のお友達のお墓参りでした。
そのお友達とはかなり仲良くされていたらしく、社会人になってからも定期的に会っていたようです。その方がもう10年以上前に亡くなられてしまっているのですが、命日近くの休日に、都合のあるお友達が集まり、毎年福知山のお墓まで手を合わせに行くのだそうです。
もちろん今回はコロナ禍という特殊な事情がありながらも、少人数で、感染予防に気を付けて行かれました。

「おいN、お前・・・」

そのお墓は小さな山の中にあり、車を停めてからしばらくは歩かなくてはなりません。それも不整地で、さらに傾斜も段差もあるような、ハンディキャップを持ったNさまにとっては決して楽な道のりではありません。転ばないように慎重に歩を進めます。他のお友達に迷惑を掛けたくない気持ちを抑えて、一生懸命に歩きます。
そんな道すがらに一人のお友達が不意に「おいN、お前、歩くスピードが断然上がったなぁ。去年と比べて見違えるようだよ。はっきりと分かるよ!」とおっしゃったようです。
歩くことに集中していたNさまは、返事も返せませんでしたが内心とても嬉しかったようです。
ワンプラスに週4回も通い詰めていただき、私のリハビリ方針を信じて一生懸命頑張っていただいているNさまに、お友達からこのような声をかけてもらえたことに、本当に感激しました。

まとめ

Nさまは、今回のお墓参りだけではなく、アーティストのコンサートや、プロ野球観戦、キャンプなど、ハンディを感じさせないアクティブな方です。ご本人さまの努力も当然ですが、その周りの方たちが決して押し付けではなく、さりげなくフォローしてくれているのがとても素敵だと思います。そのおかげでNさまも遠慮なく参加することが出来ているのだと思います。そんな素敵な人間関係を今もはぐくんでいらっしゃるNさま、素晴らしいです。
次は、キャンプでしょうか?ゴルフでしょうか??
楽しみは膨らむばかりですね!

そんな、不自由がありながらも生活を楽しみたい利用者さまをバックアップする私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess

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