ワンプラスで日々リハビリに取り組んでいただいている利用者さまの、実際の成果を動画で撮影したものをご紹介していきます。
ただし、効果が出ても、いつも撮影しているわけではないので、毎度動画でご紹介することは難しいです。
今回のように分かりやすくご紹介できる場合もあれば、利用者さまご本人のお話、スタッフの感じたこと、ご家族やケアマネジャーその他のお話などでご説明する場合もあります。
ワンプラスを利用することでどのように体や生活が変化していっているのかをご理解いただけると嬉しいです。
今回ご紹介するのは
今回ご紹介するのはNさま(84歳・女性)です。
以前、上肢の挙上テストで、お茶碗を口元へ持っていく動作がやりやすくなったと喜んでいただいた方です。
その成果を紹介した動画がこちら
Nさまは、上下肢共にマヒは小さく、生活に大きな問題はありません。しかし洗顔や食事などの際の細かな動作や歩行時の脚の動きのぎこちなさや転倒に対する恐怖感などがあり、「もっと自由に自分の力で何でもしたい」というご本人さまの希望を叶えるには、やはり地道なリハビリが必要でした。
自由に歩きたい
Nさまは大変社交的で、行動的な方です。毎日のように用事があり、お出かけをされています。
ご家族さまとの関係も良好で、いつも周りには人がいて楽しい毎日を過ごされている印象です。
そんなNさまは、楽しい毎日を過ごしたいという強い思いと「楽しく過ごすために、出来るだけ人の世話を受けたくない」という思いもお持ちです。
生活の様々な場面で出てくる課題を一つ一つ抽出し対策を考えて実行する、というようなリハビリの繰り返しとなりました。
歩行に関しては、杖を使わなくても歩くことは可能なのですが、転倒への恐怖心から、外を歩くときはカートを使うことが多かったようです。
実際に歩きを見てみると、関節の動きがぎこちなく、ゆっくりとしていて安定感にも課題があり、実用レベルではないな、という印象でした。
出来れば杖を使わず、自由に歩きたい、というご希望を叶えるため、様々なアプローチでリハビリを施しました。
リハビリは?
歩行に関してのリハビリは、もちろん川平法が基本となります。川平法で各関節の動きやすさを出し、それをリズミカルな運動に持ってゆくための立位での下肢の振り出し練習、またマヒ側の脚を着地させたときの不安定感を取り除くための体重移動訓練などなど・・・。歩行の改善のためにあらゆる角度から検討を行い、修正しながらの根気のいるリハビリとなりました。
ただ、ご本人さまが大変前向きに取り組んでいただけたこと、機能改善のための意欲が強かったこと、多少の失敗があっても諦めずに再度取り組んでいただける根気をお持ちで、週1回のご利用と厳しい条件であったにもかかわらず、徐々に改善が見られるようになってきました。
リハビリの結果がこちら
ご本人さまの大きな努力の結果、歩く姿がこれほどまでに変化しました。
進歩の成果を動画でご覧ください。
マヒ側の脚の動かし方のスムーズさや歩行スピードに明らかな進歩が見られています。
まとめ
Nさまの熱心な取り組みが、このような成果を生んだと思っています。上肢に関しても、食事の際に茶碗を口元まで持っていくことが出来るようになるなど、徐々にではありますが進歩が見られています。
ワンプラスでもいつも明るく振舞っていただき、ムードメーカーとしても大変助かっております。
Nさまがもっと積極的に外出し、楽しい生活を送ることが出来るようになるよう、今後も努力してまいりますので、宜しくお願いいたします。
皆さんの生活がより良くなるよう頑張ろうと思っている私が運営するワンプラスは、大阪・寝屋川市で川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess
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