ワンプラスでリハビリした成果を動画でご紹介します

動画で紹介

ワンプラスで日々リハビリに取り組んでいただいている利用者さまの、実際の成果を動画で撮影したものをご紹介していきます。
ただし、効果が出ても、いつも撮影しているわけではないので、毎度動画でご紹介することは難しいです。
今回のように分かりやすくご紹介できる場合もあれば、利用者さまご本人のお話、スタッフの感じたこと、ご家族やケアマネジャーその他のお話などでご説明する場合もあります。
ワンプラスを利用することでどのように体や生活が変化していっているのかをご理解いただけると嬉しいです。

今回ご紹介するのは

今回ご紹介するのはNさま(男性 81歳)です。
脳卒中発症後6年ほどが経過しています。右半身にマヒがあり、腕はいつもだらりと下がっている弛緩性マヒです。利用開始当初は、肘関節の屈伸が多少できる程度で、肩関節、手関節、手指の動きはほとんどありませんでした。ワンプラスで懸命なリハビリの結果、肘関節に大きな進歩が見られ、ご自分の意志で肘を曲げられるようになって来られました。その成果をご紹介した記事はこちらです。


今までほとんど自分の意志で上肢を動かした実感のなかったNさまでしたが、本当に努力されました。
こういった成果が見られると、ご本人さまの意欲が格段に変化します。その後のNさまはますます意欲的になり、ほとんどお休みされることなく熱心にワンプラスに通っていただいております。

次なる目標は?

Nさまは、肩関節にも動きに変化が見られるようになり、上肢の大きな関節に自由が徐々にではありますが出てきております。次なる課題は手首や手指などの細かい関節です。ご利用開始当初は手首も手指も動きはほとんどなく、ご本人さまも半ばあきらめているような感じでした。しかし、地道なリハビリを繰り返してるうちに変化が現れてきて、私自身も「これはもしかしたら上肢全体に良い変化が出るもしれない」と感じるようになってきました。
というわけで、今まで注力していた肩や肘に加え、手指に関しても重点的にアプローチしていくことにしました。時間を割いて、丁寧に一本一本川平法で施術を繰り返していきました。

思った通り変化が!

肩や肘などの大きな関節に変化が出ると、それが手指などに波及して良い結果が出てくることはよくあることです。Nさまについてもその効果が少しずつではありますが実感できるようになってきました。
特に親指の動きが少しずつ変化し始め、私が「Nさん、親指が動き始めていますね」と問いかけると、普段はなかなか成果を認めたがらないシャイなNさまが「そうだなぁ・・・」とその変化を感じ取られたようでした。
そのきっかけを逃さず、しつこく何度も何度も川平法での施術を繰り返すうち、とうとうここまで親指が動くようになりました。
その変化を記録した動画がこちらです。


変化が起こる前は曖昧だった動きに確かな力強さが加わり、関節の可動域も大幅に改善しました。

まとめ

肘や肩だけでなく、手指にまで変化の出てきたNさま。この親指の動きがあれば薬袋をつまんで、ハサミで開封することも可能かもしれません。
80歳を迎えても回復への希望を捨てずにリハビリに取り組むNさまの姿勢には敬服します。
ご利用のお迎えの時、送迎車を待っている間にNさまはいつも家の前を歩いて往復されています。少しでも歩行練習を、と頑張っていらっしゃいます。
そんなNさまはじめワンプラスのご利用者さまの希望を少しでも叶えて差し上げる努力をこれからも継続していかなければなりませんね。

そんな私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess

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