ワンプラス利用者さまの声をご紹介します。『肩の動きが・・・』

利用者の声

ワンプラスデイサービスでは、利用者さまに、小さなものから大きなものまで変化が頻繁に現れています。それは、スタッフが気付いたり、ご本人さまがおっしゃったり、ご家族やケアマネジャーさんがおっしゃったり、私が川平法でリハビリしている途中に気づいたり。
正直、変化はいつ起こるか分からないので常に動画などで押さえられるわけではありません。
ただ、たとえ小さな変化でも、ご本人さまに実感いただき、表情がパッと明るくなると、こちらも本当に幸せな気持ちになります。
今日もそんな小さな変化をご紹介します。

今回ご紹介するのは

今回ご紹介するご利用者さまは、Nさま(58歳 女性)です。
Nさまは、左半身にマヒのある方です。
左半身、特に上肢に痙縮を伴うマヒがあり、動きが重く、ご自分で肩や肘、手首、手指などを動かすことが難しい方です。歩行については、短下肢装具を装着しながら杖での歩行が可能です。しかし、左足の動きがぎこちなく、棒のようになってしまい、スムーズな動きが出来ません。
上下肢ともに課題は多く、主婦として日常生活で家事を担っておられますが、なかなか困難が伴っていることは想像できました。
そんなNさまですが、リハビリには熱心で、ワンプラスの他にも訪問リハビリを利用したり、自費の脳卒中リハビリの施設主催の合宿に参加されるなど、精力的に動かれています。とてもお元気な方です。
ワンプラスでは、まずは自分の意思で上下肢を思うように動かせるようになるため、肩や股関節などの大きな関節に対するアプローチを行っています。
本当に少しずつではありますが動きに変化が出ており、ご本人さまも自覚があるようで、一層リハビリに力が入っています。

ボトックスもやっています

Nさまは、関節が硬くて動きの悪い痙縮という状態の強い方です。痙縮を押さえるテクニックは川平法にあるのですが、それだけでは不十分な場合もあります。Nさまはワンプラスをご利用される前から、ボトックス療法を受けておられます。3ヶ月に1度ほど受診と注射を受けておられるのですが、ご本人さまいわく「注射をしてからしばらくすると関節が楽になる」とおっしゃいます。
私は週に3回、Nさまのリハビリを担当させていただいているのですが、正直に言ってその効果は少しだけしか感じられていません。それでもやれることは全てに挑戦したいNさまです。
川平法とボトックス療法の相性は良いと言われています。少しでも動きを良くしたいという思いは私もNさまも一緒です。良い結果が出るよう、一生懸命に取り組んでいます。

あれ、少し動きに変化が?

毎回一生懸命にリハビリに取り組まれていたある日、私の感触に変化がありました。肩の動きに変化が出てきた印象がありました。川平法でサポートしている私の手が軽く感じられるのです。ご本人さまに聞いてみましたが、あまり実感がなかった様子。
良いきっかけがつかめたと思い、めげずに肩の動きの改善に取り組んでいきました。しばらく頑張っているとさすがにご本人さまも「最近、肩がよく上がるようになってきた」とおっしゃいました。
ご本人さまに実感が出てくると、意欲が上がり効果がより出てくることはよくあります。
ここからリハビリのペースが一気に上がりました。

訪問リハビリのセラピストが・・・

そんな充実のリハビリを繰り返していたある日、Nさまがこんな報告をしてくれました。
「先生、私かなり前から訪問リハビリを受けていたんだけど、その先生に久しぶりに肩を見てもらったんだけど『肩の動きがすごく良くなっている』って言われてな」と。
私やワンプラスのスタッフだけではなく、他のセラピストの先生から変化を指摘されたことがとても嬉しかったようです。
私も、第三者の専門家から良い評価を得られるようなリハビリを提供できたことにとても嬉しく思いました。
Nさまは、主婦業も完ぺきにこなしており、家事全般について不自由な体ながらも頑張っておられます。
旅行なども趣味にされており、今はコロナ過でなかなか自由はききませんが、あちこち行きたいところがあるようです。
元気に明るく生活が出来る支援を、これからもしっかりとしていかなければなりませんね。

そんな、不自由がありながらも生活を楽しみたい利用者さまをバックアップする私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess

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