ワンプラス利用者さまの声をご紹介します。『お風呂に・・・』

利用者の声

ワンプラスデイサービスでは、利用者さまに、小さなものから大きなものまで変化が頻繁に現れています。それは、スタッフが気付いたり、ご本人さまがおっしゃったり、ご家族やケアマネジャーさんがおっしゃったり、私が川平法でリハビリしている途中に気づいたり。
正直、変化はいつ起こるか分からないので常に動画などで押さえられるわけではありません。
ただ、たとえ小さな変化でも、ご本人さまに実感いただき、表情がパッと明るくなると、こちらも本当に幸せな気持ちになります。
今日もそんな小さな変化をご紹介します。

今回ご紹介するのは

今回ご紹介するのは、Uさま(48歳 女性)です。
Uさまは、高校生の娘さんを持つ現役の主婦です。突然の病に倒れ、ご主人や娘さんの協力を得て頑張って生活をされています。一時的に精神的に落ち込むこともあったようですが、今ではすっかり落ち着かれ元気にワンプラスに通われています。
ご利用当初は車いすで移動され、声も小さく表情もあまり豊かではありませんでした。正直、リハビリに困難が伴うのではと心配していましたが、ワンプラスのリハビリや周囲の人たちに慣れると様子は一変(笑)
ご自身の体の動きの変化をしっかりと認識されヤル気に火が付き、ワンプラスで用意しているメニューに積極的にトライされています。
Uさまの変化をご紹介した過去の記事はこちらです。
https://oneplusreha.com/rehabilieffect-16

驚くほどの進歩

Uさまはまだ48歳とお若く、そしてリハビリに人一倍熱心だという事もあってか、その進歩は本当に目を見張るものがありました。
先日、ご主人さまがお仕事の合間を縫ってワンプラスにお越しいただき、Uさまのリハビリを見学されました。その時ご主人さまは思わず「こんなにスタスタ歩けるんですか?」と驚かれていました。
確かに、車いすで登場して、帰りはご主人さまに抱きかかえられるようにして車に乗り込んでいた最初の姿から今の様子を想像してみろと言われても無理があります。それくらいの変化ですね。ケアマネさんも相当驚かれたようで「この間ご自宅を訪問してご本人さまに面会したのですが、人が違うように明るくなっていました!」と嬉しそうにおっしゃっていました。
機会があれば、また動画でその変化をしっかりとご説明しようと思います。

そんなある日

元気にリハビリに取り組んでいただいていたある日、いよいよ寒くなってきてお風呂が気持ちよい季節になってきた、などという話をみんなでしていた時に、Uさまが唐突に「そういえば、この前一人でお風呂に入ってん」とおっしゃいました。
スタッフから、今まではご主人に助けを借りてシャワーを浴びていたのが、一人でシャワーを浴びられるようになった、と聞いていたので、そのことかと思っていたのですが、よくよく聞くと《一人で湯船につかって入浴を完了させた》らしいのです。
入浴するにあたって、湯舟に入る動作がネックとなり誰かの助けに頼る、という話はよく聞きます。
シャワーを一人で浴びられるようになるだけでも大変な進歩なのに、湯船につかるところまで一人でできるようになるとは!この話には本当に驚きました。
もちろん、万が一の時のために、一人でお風呂に入るならご家族が近くにいる時にするよう促しましたが、もしこれがしっかりとできるようになれば、ご家族の負担がどれだけ小さくなることか。こうやって一歩一歩自立に向けて努力されている話を聞くと本当にうれしくなります。
「やっぱりこの季節は、ゆっくりお湯につかりたいしな、フフッ」とクールに笑うUさまの顔がとても頼もしく思われました。

まとめ

ワンプラスのご利用者さまは「自分のことは自分でやる」という気概を持った方が大勢いらっしゃいます。今回のUさまの話を聞いて「そうか、Uさんが出来るなら私も!」と言われる方もいらっしゃいました。
自立した生活を再獲得する、というのがワンプラスの究極の目標です。今回のびっくりするような話だけではなく、小さくても目標に向かって努力をして、そして達成できればどれだけその人が自信を回復し、充実感を味わえるか。
そんな出来事の報告を聞くたびに、私はとても嬉しくなり、ワンプラスを開業して本当に良かったなと思います。

これからも、ワンプラスに通っていただいている方全員が同じような幸福感や充実感を味わえるような環境づくりに邁進しなければと思いなおしました。

そんな私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess

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