ラグビーのトップリーグが開幕しました。
昨年のラグビーW杯の大興奮を受け、どの会場もたくさんの観客で埋め尽くされたようです。
実は私、ラグビー観戦歴は長く、大学時代にプレーヤーとしてラグビーに触れて以来、ずっと見続けてきました。
決してW杯日本大会からの「にわか」ファンではありません。筋金入っています(笑)
ラグビーフィーバーの再来に、心躍らせながら今シーズンのトップリーグを楽しみたいと思います。
今シーズンはここが違う!
さて、今シーズンのラグビートップリーグですが、ここが例年と大きく違います。
1.日程:これは昨年のW杯の影響です。例年はまだ暑いころに開幕するのですが、今年は1月。ちょっと違和感がありますね。
2.対戦:これも今シーズンは16チームの総当たりリーグ戦のみとなるそうです。優勝がリーグ戦だけで決まってしまうんですね。
3.選手:W杯を沸かせた代表選手が、日本だけでなく、主に南半球から続々参戦していることがいつもとは違います。後述しますが、もう、大興奮です(笑)
神戸製鋼対キヤノン
今年の開幕戦は、都合によりテレビ観戦。放送の関係もあり、この一戦が今季初観戦となりました。
注目は、両チームのハーフ団対決。
神戸はSH日和佐選手とSOは言わずと知れたレジェンド ダン・カーター選手。
一方のキヤノンは、SH田中選手とSO田村選手の日本代表コンビ。
結論から言うと、カーター選手の独り舞台でした。もう、格が違う。
日和佐選手のテンポの良い球さばきで、余裕を持った状態でボールを受ければ、自由自在。
田村選手が天才、などと言われていますが、その才能がかすむくらいでした。
まだまだ切れ味抜群ですね。さすが王国伝説のスタンドオフでした。
ヤマハ対トヨタ
これも予想のしづらい好勝負。開幕から贅沢なカードです。注目はFW対決。試合は、ヤマハがとても頑張りました。特にスクラム。日本代表のスクラム強化に尽力した長谷川コーチが復帰し、ヤマハオリジナルのまとまったスクラムで、トヨタを終始苦しめました。トヨタもNZ主将のキアラン・リード選手を獲得し、FWのさらなる強化を図ってきましたが、まだチームにフィットしている感じが薄かったですね。よっぽど、昨シーズンも大活躍したヤマハのクワッガ・スミス選手の方が生き生きとした印象でした。
東芝対サントリー
これも開幕戦には惜しい組み合わせ。両チームとも東京都府中市に本拠を置く「府中ダービー」です。ライバル心がとても強いらしく、お互いに負けられません。
試合は、前半に退場者を出してしまったサントリーが、数的な不利にもめげずに頑張りましたが、実力者の東芝に押し切られてしまいました。
15人で戦えなかったのがちょっと残念でしたが、サントリーの松島選手、良かったです。あと、豪州から加入したサム・ケレビ選手、異次元の活躍でした。今後が期待大です。
東芝のリーチ・マイケル選手は、ちょっとコンディション不良でしょうか?やや精彩を欠いていた印象です。
クボタ対パナソニック
クボタは昨シーズン躍進し、今年もライアン・クロッティ選手やバーナード・フォーリー選手を補強し、パナソニック相手にどれだけできるか期待しましたが、やはり横綱パナソニック、福岡選手や堀江選手、稲垣選手などの日本代表に加え、とんでもない実力の外国出身選手も揃っており、期待通りの強さでした。
2015年のW杯で活躍した立川選手や、今大会でゲームキャプテンまで務めたラブスカフニ選手など、私の好みの選手もいるチームなので、立て直しに期待します。
まとめ
日本ラグビーのレベルの高さを証明したW杯を受けて、世界のトッププレーヤーがたくさん加入した今シーズンのトップリーグな、本当に見ごたえ抜群です。
紹介しきれませんでしたが、NZのレタリック選手、クロッティ選手、南アのマークス選手、スナイマン選手、デアリエンディ選手等々。。。
豪華すぎて失神しそうです(笑)ちょっと前では全く考えられなかった事態が起こっています。
レベルの数段挙がったトップリーグを満喫できると思うと、本当に楽しみです。
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