本来なら1月に開始のはずであったラグビートップリーグがようやく一昨日に開幕しました。
かなりの変則日程ですが、ラグビーを見られるだけでも幸せと感じ、第1節の戦いに注目しました。
今シーズンの見どころ
今シーズンのトップリーグですが、今年も見どころの一つとして、豪華な海外選手の参戦が挙げられると思います。
サントリーには、ボーデン・バレット選手という、現役オールブラックスのスタンドオフが加入しました。
初戦に出場したようですが、相手が三菱重工相模原ということもあり、その実力を堪能するには無理があったようですが、その働きは本物と思ってよいと思います。
神戸製鋼には、昨年退団したダン・カーターに代わり、同じくNZの名選手であるアーロン・クルーデンとベン・スミスが加入。これもかなり強力です。FWの要としてすでに実力発揮済みのブロディ・レタリックとともに大暴れが期待されます。
そしてNTTコムには、南アの高速WTBであるマピンピが参戦。2019W杯ベスト8で日本に苦渋を飲ませた張本人です。敵に回すとこれほど怖い選手もいませんが、味方ならどれだけ心強いことか。NTTコムには、スコットランド代表であるグレイグ・レイドローも加入しており、上位進出に期待が持てる布陣となりました。
トヨタには、豪州代表の鬼のFL、マイケル・フーパーが加入です。こんな選手が日本で見られるなんて、ひと昔前には考えられませんでした。姫野選手がNZのスーパーラグビーに挑戦することになりトヨタの第三列が心配でしたが、その心配を埋めて余りある選手の加入です。
私のイチ押しは
というわけで、久しぶりのトップリーグ開幕戦をテレビで見ていたわけですが、数ある試合の中で私の目が留まった選手がいました。それは、NTTドコモの新加入選手であるNZ代表のTJペナラです。
ペレナラはNZ代表では正SHのアーロン・スミスの控えのイメージが強いですが、スミスとは違うテンポの試合を作り出せる選手で私の好みの選手でした。
開幕戦からスタメンでの登場に期待を持っていたのですが、その期待は裏切られませんでした。
特別パススキルが高いとか、走力があるとか、ということではないのですが、なんかこう「試合をコントロールする」というテクニックにたけている印象なんですね。
周囲を見渡して指示を出し、適切に攻撃を組み立てて、あれよあれよとトライまでもっていく、そんなイメージです。
海外からの選手というと、フィジカルを前面に押し出して相手を吹っ飛ばして前進する、というような印象で語られがちですが、ペレナラは違います。とっても頭の良いクレバーな選手です。
日本代表を狙う日本人選手にも、SHには流や田中、日和佐、茂野などの好選手が揃っていますが、ちょっと違います。日本のSHはペレナラやレイドローをよく見るべきですね。「多少の劣勢も、頭の使い方で盛り返すことが出来るんだよ」ということを体現できる選手ですね。すごいです。
まとめ
コロナ禍による変則日程のため、やや短いシーズンとなりますが、来年はトップリーグに代わる新リーグが開幕するようです。記憶に残る好勝負が多く起きることを期待しています。また、日本で大暴れする海外の一流選手とそれに対抗してブレイクする日本人選手の登場を期待しながら楽しもうと思っています。
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