ワンプラスでリハビリした成果を動画でご紹介します

動画で紹介

ワンプラスで日々リハビリに取り組んでいただいている利用者さまの、実際の成果を動画で撮影したものをご紹介していきます。
ただし、効果が出ても、いつも撮影しているわけではないので、毎度動画でご紹介することは難しいです。
今回のように分かりやすくご紹介できる場合もあれば、利用者さまご本人のお話、スタッフの感じたこと、ご家族やケアマネジャーその他のお話などでご説明する場合もあります。
ワンプラスを利用することでどのように体や生活が変化していっているのかをご理解いただけると嬉しいです。

今回ご紹介するのは

今回ご紹介するのは、Yさまです。脳卒中に罹って10年以上が経過し、手や足に不自由を抱えていらっしゃいます。
今までは、一般的なデイサービスに通ってリハビリに励んでいらっしゃいましたが、別の病気で入院。退院後、訪問看護が必要になりご自宅で静養していらっしゃいましたが、担当の看護師さんからワンプラスデイサービスをご紹介いただき、無料体験を経てご利用となりました。
発症後10年以上経過しているため、半ばあきらめ気味なYさまでしたが、あきらめる必要がないことを熱心に説き、他の利用者さまの励ましもあり、意欲を持ちながら一生懸命頑張っていただきました。

リハビリ方針の決定

川平法(促通反復療法)を開始するにあたって、Yさまと生活の困りごとについて相談しました。
Yさまいわく、脚も不自由で歩きづらいが、とりあえずは手の指を自由に動かせるようになりたい、とのことでした。確かに、指の伸びが悪く、物を掴むにも指先ではなく、指の腹を使って掴むより挟むという感じで、日常生活で使うには実用性は低いと感じました。脚のリハビリも並行しながら、特に手指の動きの再獲得にフォーカスして、リハビリを行うことにしました。

リハビリの結果

指は全く動かないということはなく、一本一本も別々に動かすことも何とか可能でしたが、伸びが悪く、実際にモノを掴んでもらおうとするとどうしても親指以外が一緒に動いてしまい、グーの形が基本となってしまっていました。
そこで、親指以外をそれぞれ独立して動かすことを重視し、プラスして指の伸びを意識する川平法(促通反復療法)を徹底して行いました。
その結果、人差し指を独立して動かせるようになり、また伸ばせるようにもなりキレイにモノを掴めるようになりました。

成果を動画でご紹介

さて、週に2回のご利用で、ほぼ休まずに頑張っていただいた結果がこうなりました。
ご覧ください。

人差し指が自然に伸び、モノを違和感なくつまめるようになりました。

まとめ

指の動きの改善は、一般的に難しいと言われています。川平先生もそういった事をおっしゃっていたのを記憶しています。
ただ、Yさまは指先の改善が著しく、実用性を獲得するまでにもうひと頑張りと思われます。
肩や肘の安定性を向上させ、手を使っている時の肩や肘の震えを押さえることにチャレンジしていきたいと思います。

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