川平法の出張講習会に参加してきました。

リハビリ勉強会

コロナ禍が少しだけ落ち着いたこのタイミングで、私が川平法を勉強している「京都促通反復療法研究会」のK先生からお誘いを受け大阪市内の某所で、川平法の出張講習会に講師助手として参加してきました。

久しぶりの勉強会

K先生とは、最後にいつお会いしたか覚えていないほどお久しぶりでした。コロナの騒動が始まって以来みんなが集まっての勉強会は行っていないはずなので、2年以上お会いできていなかったと思います。
相変わらずお元気で安心しましたが、久しぶりの川平法勉強会参加に少々緊張して臨みました。
当日は、5名ほどの参加者がありこじんまりしていながらも、熱のこもった良い勉強会となりました。

川平法だけではなく・・・

参加者の皆さんは全員作業療法士であった関係で、当日の講義内容は上肢のリハビリ中心のものとなりました。
私は川平法の手技全般についてひととおり講義するものだとばかり思っていました。ところが、K先生の講義は川平法を入り口に幅広い内容となりました。
参加者の皆さんが熱心に耳を傾けていることに触発されたのか、K先生の話はやや逸れながらも臨床で使えるようなヒントに満ちた大変興味深いものとなりました。

複合運動が重要です

思っていた展開と異なり、K先生の臨床での対応を中心とした内容に、私もすっかり助手ではなく参加者モードになってしまいました(笑)
川平法と親和性の高い内容の講義に、思わず私も聞き入ってしまいました。
K先生いわく「単関節運動ではADLの直接的な回復は望めない。複合運動を意識してこそ日常生活で使える手が作られる」といった旨の話が続きました。
特に印象に残ったのは、例えば肩の運動の改善を目的とするならば、肩だけに注目してアプローチしても改善が難しいことがある。肩甲骨の運動や肘関節の運動についてまで意識するべきだと言及されました。
これについては、感覚的には理解していたつもりでしたが、具体的なアプローチ方法についてまで詳しく教えていただくこととなり、とても参考になりました。

さて、明日から!

川平法を使うにあたり、より幅広くそして奥深いアプローチを勉強することが出来て、大満足の勉強会となりました。
あ、川平法の手技の練習の時は助手として、しっかりお教えしましたよ(笑)
勉強会の最後に、K先生が臨床で撮影されたリハビリ効果の動画のビフォア・アフターを見せていただきました。さすがK先生、維持期の患者さんにしっかりとした成果を出しておられます!尊敬しました。
勉強会の後、参加者の方とお話しする機会があったのですが「やはり定期的な勉強会開催が強く望まれますね~」と意気投合しました。
K先生、ぜひとも勉強会の再開、定期的な開催をよろしくお願いいたします。
今回得た知識を早速明日からの臨床に使い、皆さんの機能回復を強力にサポートしていきたいと思っております!

そんな私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess

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