ワンプラスでリハビリした成果を動画でご紹介します<Oさま>

動画で紹介

ワンプラスで日々リハビリに取り組んでいただいている利用者さまの、実際の成果を動画で撮影したものをご紹介していきます。
ただし、効果が出ても、いつも撮影しているわけではないので、毎度動画でご紹介することは難しいです。
今回のように分かりやすくご紹介できる場合もあれば、利用者さまご本人のお話、スタッフの感じたこと、ご家族やケアマネジャーその他のお話などでご説明する場合もあります。
ワンプラスを利用することでどのように体や生活が変化していっているのかをご理解いただけると嬉しいです。

今回ご紹介するのは

今回ご紹介するのはOさま(男性 84歳)です。
Oさまは、脳卒中ではなくパーキンソン病を患っておられます。
パーキンソン病も脳の病気であり、動作に問題が出ることが多いと言われます。
その主要な症状は以下の通りです。
1.振戦
座って何もしていない時や寝ている時に、手足が小刻みに震えます。動いたり、何かしようとするときには、震えが止まることが多いのが特
徴です。
2.筋固縮
筋肉がこわばり、身体がスムーズに動かなくなります。歯車のように規則的な動きになる場合を歯車現象、こわばりが続く場合を鉛管(え
んかん)現象といいます。
3.無動 寡動
素早い動作ができなくなります。動きが小さくなり、歩いているときにもほとんど手を振らなくなります。一度にいくつもの動作をしようと
すると、さらに動きが鈍くなります。
4.姿勢反射障がい
立っているとき、軽く押されるとバランスを崩してしまいます。バランスを崩すと元に戻しづらくなり、転んでしまうことがあります。
このような症状が出てくるのがパーキンソン病の特徴です。
Oさまは、主要症状のなかで3.無動 寡動 に悩まれておりました。ワンプラスに来られる前に別のデイサービスでリハビリに取り組まれておりましたが、パーキンソン病のリハビリにも取り組んでいるワンプラスの情報をケアマネジャーさんが持っており、紹介していただいたのが始まりです。
Oさまの場合、特に歩き出しに足が動きづらくなってしまう「すくみ足」が顕著に出てしまいます。その他の症状はあまり気になるレベルではないのですが、移動に不自由があり何とか改善できないか、と思われてのワンプラスのご利用でした。

パーキンソン病でもリハビリします

パーキンソン病と脳卒中のリハビリについては、基本的に別だと考えています。ワンプラスでは脳卒中には川平法(促通反復療法)を中心に、パーキンソン病に対してはLSVT-BIGの運動療法を参考にワンプラス流にアレンジして行っています。
準備運動は皆さん一緒に行い、マンツーマンリハビリに移行する時には脳卒中とパーキンソン病で別々のメニューとなります。
パーキンソン病に対するリハビリは、動きがなくなったり、小さくなってしまう症状に対して有効とされ、ワンプラスでもOさまを含め3名ほどの方に取り組んでいただいております。

Oさま、リハビリの成果

Oさまは、持病をお持ちの奥さまと二人暮らしです。日常の買い物や家事全般については、近隣に住まわれている娘さんが助けてくれていますが、やはりそれだけでは足りず、ご自分で外出して用事をこなすなどの必要があります。以前までは電動カートを使って外出し、目的地では杖を使って移動していたようなのですが、今では杖を使って歩くことが困難となり、別の手段で移動することを模索しておられます。
ワンプラスでは、杖より安定感のある手押し車(シルバーカー)を使うことを提案し、練習を行っています。
動きを改善する専門的な運動療法の後、移動の練習を毎回繰り返しています。
その結果、ここまで回復することが出来ております。
Oさまの「すくみ足」がどのように変化しているのか、ご覧ください。


どうです、苦手な方向転換の時も足がスムーズに動くようになっていますよね!

良い状態を保つのが課題です

いかがでしょう。Oさまの頑張りのおかげでここまで回復してきました。
ただ、体調の良しあしなどですくみ足の程度が変わってきてしまいます。もっと良い状態を維持できるように努力が必要なようです。
Oさま、今後も一緒に頑張っていきましょう!

脳梗塞や脳出血だけでなく、パーキンソン病にも積極的にアプローチしている私が運営するワンプラスは大阪府寝屋川市にあり、脳梗塞・脳出血後遺症に対し川平法(促通反復療法)をマンツーマンで行っているデイサービスです。
大阪周辺には、自費で出張リハビリも行っています。
https://oneplusreha.com/addaccess

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