わが家の犬が、ピンチになりました2

管理人日記

前回のあらすじ
わが家には2匹のジャックラッセルテリア(犬)がおります。
推定7歳になるメスのヒナタが、体調を崩し通院。原因がわからないまま、不安な日々を過ごしていました。

いきなり命のピンチに

昨年末、ヒナタがのどに詰まったものを取るように「カッ カッ」と咳き込むようになりました。
ある夜にその症状がひどくなり、病院へ駆け込みました。
レントゲンの結果、肺やお腹に水が溜まっているとのこと。この症状は、いろいろな原因が考えられるようですが、血液検査の結果、アルブミンというたんぱく質の血中濃度が極端に下がっているとのこと。浸透圧の関係で、水分が肺やお腹に染み出てきて溜まってしまうとのことでした。
低アルブミン血症を放置すれば、命に関わります。このままでは数か月の命かもしれない、とも言われました。
最初の通院では、とにかく水を抜いてあげなくては、ということで利尿剤と炎症を抑える薬をもらい、帰宅しました。

原因は何なのか???

ここからヒナタ、怒涛の通院が始まります。
今わかっているのは、症状だけです。症状を引き起こしている病名を突き止めたわけではありません。基本毎週土曜日は通院の日に当てられました。
獣医の先生からは、内視鏡を入れ本格的な検査をしなければ、原因はわかりません。原因がわからなければ、適切な処置ができません、と何度も言われました。
私たちとすれば、詳しい検査をして、原因が分かったところで、悪性腫瘍など助かる見込みの少ない病気だった場合のことを考え、ヒナタの体に負担になることは控えたいと先生にお話をしました。
そうなると、さしあたっての治療は対症療法になります。低アルブミン血症を続けてはならない、ただし原因は不明。このような状況で処方されるのは「ステロイド」です。ステロイドを投与して、アルブミンの値を維持しましょう、ということになるわけです。

辛そうなヒナタ

毎週のように病院に通い、ステロイドをもらって帰ってくるのですが、ステロイドは一種の麻薬のようなもので、症状を一時的に回復させます。
劇的に効果は出るのですが、継続投与するのは副作用を伴う可能性が高く、そのコントロールが大変難しいのです。
ヒナタの場合も、一時的にアルブミン値は回復しました。しかし、肝臓の数値も上がってしまい。継続投与にはリスクが考えられました。
普段はとても元気で、散歩に行く時などにはヒャンヒャン吠えて大喜びで駆け出すヒナタでしたが、この時は14歳のソニックの後をゆっくりついて歩くような調子です。
散歩のときにするウンチも、とても健康的な犬のものとは思われず、体調の悪さが手に取るようにわかるような状態でした。
ちなみに、低アルブミン血症が出る原因は、腸にトラブルを抱えていることが多く、その多くの場合は下痢を伴う、と言われていたのですが、ヒナタの場合はなぜか下痢だけは起こしませんでした。素人ながら、それだけが唯一の救いでした。

今後の方針は・・・

こんな状況でアルブミン値は一進一退。ヒナタの体調は一向に上向かず、袋小路に迷い込んでしまった状態でした。これでは何も解決はしません。このままのステロイド中心の治療では、いずれ副作用などの別のトラブルに見舞われるのが容易に想像できました。
いつもの元気のないヒナタを見ながら、悩む日が続きました。
妻と何回も話し合い、飼い主として悔いの残るようなことだけはしたくない。縁あってわが家に来てくれたヒナタに、元気になる可能性があるならばできるだけのことをしてあげよう、ということになりました。
そこで、わが家は大きな決断をすることになりました。
詳しくは、次回以降お話ししようと思います。

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